「お客様の"大切な日"に来ていただけるのは本当に嬉しいですね。」
筑前前原駅から歩いて数分。どこか懐かしさを感じる温かなリストランテ『bistro vines』では、香ばしいそば粉のガレットやビストロ料理を、各地のワインやシードルとともに楽しめます。
シェフの石井さんは、埼玉からの移住組。20代から都内で"飲食"一筋、「いつか独立したい」と思っていた頃、夏休みに糸島の友人を訪ねたことが転機になったそう。
「糸島は、個人経営の飲食店が本当に多くて、いろんな方を紹介していただいたんです。食材も豊富で、魚介も山の幸も何でも美味しい。ここでお店ができたら楽しそうとワクワクしたのを覚えています。その後、思い切って会社を辞めて移住しました。」
コロナ禍のさなかのオープンをものともせず、今では記念日や誕生日に選ばれる、地元の人気店に。市役所で入籍届を出したその足でディナーに来られたご夫婦もいたのだとか。ビール一杯でも、クレープとコーヒーだけでも、しっかりコースでも。さまざまなシーンに応えてくれるお店です。
"初夏の涼味"を、ひと皿に。
今回は、「地域で愛されるお店であり続けたい」という想いを込めて考案いただいた、旬の野菜とフルーツを使う"夏にぴったり"のレシピ。暑い日にさっぱり、でも満足感もほしいときの、初夏の涼味です。
レシピ
「 甘夏とミディトマトの冷製パスタ 」

甘夏・ミディトマト・フェデリーニを、アンチョビの効いたソースで和える冷たいひと皿。
材料
※分量は2人前の目安
〜 具材 〜
- ミディトマト……3個
- 甘夏……1/2個
- フェデリーニ(太さ1.4〜1.5mmの細麺のパスタのこと)……60g
〜 ソース 〜
- オリーブオイル……20g
- ケイパー……10粒(汁少々)
- フランボワーズビネガー……5g ※赤ワインビネガーでも可
- アンチョビペースト……5g
- にんにくオイル……3g(みじん切りしたにんにくをオリーブオイルに漬けておいたもの)
- 塩……適量
- ブラックペッパー……適量
〜 トッピング 〜
- 生ハム……3枚
- ディル・チャービル(パセリなどでも可)……適量
- ヘーゼルナッツ(アーモンド、クルミでも可)……適量
素材選びのポイント
- 甘夏……みずみずしさの残るものを。ソースとの馴染みが良くなります
- パスタ……カッペリーニより、麺の歯ごたえが残るフェデリーニ(太さ1.4〜1.5mm)がおすすめ
- 生ハム……スモークサーモンに代えても美味しいです

作り方
1. 水2Lに塩30gを入れて、お湯を鍋で沸かす(トマトの湯剥き用)。大きめのボウルに氷水も用意する。茹ですぎないように20秒ほどトマトを茹でる。トマトの状態を見ながら、皮がめくれてきたら、氷水に投入。
2. トマトは切って、水分がでるように塩をしておく。
3. 甘夏の白い皮を剥く。種は取り、実だけの状態にしておく。
4. パスタをなるべく大きな鍋で、9分間茹でる。
5. パスタを茹でる間に、ソースをつくる。ソースの材料を全てボウルに入れる。そこにトマト・甘夏も入れ込む。パスタに絡みやすいよう、乳化させるようにしっかり混ぜ合わせる。トマトは少し潰しながら混ぜるとソースと絡みやすくなる。
6. パスタを茹でたら、水道水に通して、氷水を入れたボウルに入れて、ざるに上げ水を切る。パスタを絞るようにしっかり水を切るのが麺がモチっとなるポイント。
7. トッピングの生ハムを一口サイズに切る。ナッツ類も粗く砕く。パスタとソースをボウルであえ、トッピングをのせ、最後にオリーブオイルをさっとひとかけしたら完成。

ご家庭でつくるときのコツ
・お皿を冷蔵庫で冷やしておくと、より美味しくいただけます
・ソースがとろっとしていないと麺に絡まないので、混ぜ合わせる際はしっかり乳化させること
・茹で上げたパスタは、絞るようにしっかり水を切るのが、麺がモチっとなるポイントです

名残の甘夏と、旬のトマト。
"初夏の涼味"を、どうぞご家庭でもお試しください。
店舗情報
bistro vines(ビストロ バインズ)
■ 〒819-1116 福岡県糸島市前原中央2-8-16 3号
■ 090-6421-3437
■ 12:00~15:00(L.O.14:30)/18:00~22:00(L.O.21:00)
火曜定休、不定休あり ※最新情報はInstagramをご覧ください
■ カウンター4席、テーブル6席 全席禁煙
※店舗情報は取材時点(2024.6.14)の内容となります。営業時間・電話・定休日は店舗のSNS等で最新の情報をご確認ください。

文・写真: MINORI FOODSCAPE



